被検者様にやさしい最新1.5テスラMRI装置を導入いたしました

当院は、最新型1.5テスラの新しいMRIシステムを導入いたしました。このMRIシステムは最新のアプリケーションが使えるとともに、被検者様にやさしいMRIシステムとなっております。

 新しいMRIシステムの特長

大口径・コンパクト設計を採用しております。
被検者様に検査時に入っていただく空間を広く設計しております、入り口:71cm、内側の奥行きは長さは約150cmと、もっともコンパクトな設計の装置となっております。よって、閉所恐怖症の被検者様も圧迫感なく検査を受けることが出来ます。
検査中の騒音を抑えております。
最新型MRIシステムは撮影の高速化により検査時の騒音が大きくなります。このMRIシステムは検査時の騒音を1/10まで下げています。耳栓なく安心して検査を受けていただくことが出来ます。
検査時間の短縮を実現しております。
最新型1.5テスラMRIは短時間に多くの信号が得られます。従来に比べて短時間で検査を終えることが出来ます。

画像例

頭部検査
脳組織を良好なコントラストで観察できます。
頭頚部血管検査
造影剤なしで頭部・頚部の血管が明瞭に描出できます。
脊椎検査
脊髄、椎間板まで明瞭に観察できます。
膝関節検査
膝関節の靭帯も明瞭に観察できます。
 患者様および医師の皆様へ

当院に導入するMRIは最新の高磁場1.5テスラMRI装置ですので、全身で診断に有用な画像を提供できます。
検査依頼は当院まで問い合わせください。

 脊椎・脊髄領域

脊椎系のMRIも頭部と並び当初から有用性が認められています。
MRIでは造影剤を用いなくても骨髄、椎間板、脊髄の評価をすることができます。
(検査対象)・頚椎・胸椎・腰椎など

脊椎検査(頚椎・胸椎・腰椎)

撮像時間Total各15分程度

MR Myelography検査

撮像時間Total各15分程度

 頭頚部領域

頭部領域は古くからMRIが使われてきた領域で、得られる情報はどの画像診断もよりも多いと言われています。当院のMRIは最新の高速撮像法に対応していますので、急性期脳梗塞から出血の診断まで第一選択として使用できます。
(検査対象)・脳実質・脳血管・下垂体・眼窩・内耳・顎関節・頚部血管・咽頭・甲状腺など

一般的な頭部検査

撮像時間Total各10分程度

     

脳神経・内耳

撮像時間Total各15分程度

   

眼窩

撮像時間Total各15分程度

 
 骨盤部領域

被ばくを避けたい骨盤部検査はMRIが有用で、CTと比べ高いコントラストの画像を提供できます。
(検査対象)・腎臓・副腎・腎動脈・子宮・卵巣・胎児・前立腺・精巣・膀胱など

骨盤部検査

撮像時間Total各20分程度

 
 大血管領域

当院のMRIは造影剤を使用せずに動脈、静脈を分離して描出することが可能です。スクリーニングやフォローアップの検査も安心して行えます。また、透析をされている患者様への造影剤を使用しない腎動脈検査も可能です。
(検査対象)・胸腹部大動脈・門脈・腎動脈・下肢動脈・下肢静脈など
(検査対象)・ASO・高血圧性腎動脈凶作・下肢静脈瘤など

撮像時間Total各30分程度

 
 胸部縦隔領域

胸部縦隔の診断には、呼吸の影響を抑えるために、同期をもちいたり、息止めによる検査を実施する場合が多いです。縦隔腫瘍の大血管浸潤や腫瘍と胸壁、横隔膜との癒着の判断に追加情報として用いられることがあります。
(検査対象)・縦隔領域・鎖骨下静脈・胸部大動脈など
(代表的な疾患)・胸腺嚢胞・胸部大動脈瘤・縦隔腫瘍・胸腔内脂肪腫など

縦隔検査

撮像時間Total各20分程度

 上腹部領域

近年のMRI装置の進歩により、上腹部領域のMRIは画像診断に欠かせなくなりました。
MRCPはもちろん、拡散強調画像も上腹部で撮像することができます。息止めや、呼吸同期を用いた検査を実施します。
(検査対象)・肝臓・胆嚢、胆道系・膵臓など

腹部MRCP 検査

撮像時間Total各20分程度

 四肢関節領域

関節の診断においてMRIは必須の検査です。靭帯や腱、軟部組織の描出に優れるMRIでは、他の検査では得られない情報を得ることができます。
(検査対象)・膝関節・肩関節・股関節・肘関節・手関節・指関節・足関節・四肢筋肉など
(代表的な疾患)・半月版損傷・靭帯損傷・腱板断裂・脱臼・骨転移・軟骨肉腫・大体骨頭壊死・変形性股関節症・炎症・軟部腫瘍など

膝関節・足関節、股関節検査

撮像時間Total各15分程度