骨粗鬆症(背骨の骨折)診療につきまして

当センターでは骨粗鬆症診療を積極的に行なっています。骨粗鬆症は背骨の骨折の原因となり、頑固な疼痛や神経痛を発症し寝たきりになるリスクがあります。骨密度測定(腰椎・股関節)や血液検査(カルシウムや骨代謝マーカー)、脊椎レントゲン検査などを行い総合的な評価を行います。運動療法(リハビリテーション)も取り入れています。薬物治療は内服薬、注射薬の中から、それぞれの骨粗鬆症の程度に応じて最良の薬剤を選択します。骨粗鬆症による脊椎骨折が判明した場合は、コルセット治療や疼痛治療、セメントによる経皮的椎体形成術(BKP)や脊椎固定術などの手術治療を行ないます。
横浜脊椎脊髄病センターは的確な診断と評価のもと、さまざまな骨粗鬆症治療をご提案しております。お任せいただければ幸いです。

 
横浜脊椎脊髄病センター
センター長 田村睦弘