ドクターコラム ペイン治療・ブロック治療で脊椎疾患は治る!(ブロック注射は気休め?根本治療にならない?)
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、頚椎椎間板ヘルニアや頚椎症性神経根症に対する治療として、当センターでは硬膜外ブロックや神経根ブロックなどのブロック治療を施行しています。 患者様からは、ブロック治療は気休めで根本治療にならないのではないでしょうか?病気を治す治療でしょうか?とのご相談を多くいただきます。 もちろんブロック治療ではこれらの疾患そのもの(神経の圧迫そのもの)を治療することはできません。ですが、これらのブロック治療で症状が消失あるいは改善することが多くあります。 それは何故でしょうか? 上記の脊椎疾患は、神経の圧迫・狭窄が発端となって症状が発生します。しかし圧迫だけでなく、それに …